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2013年12月 6日 (金)

あさ爺の湘南・鎌倉ガイド(146) 11月19日(火) 逗子文学散歩

今日も晴れ渡った青空が広がります。しかし、相変わらず強い風が吹いています。散策するには絶好の日和とは言い難い状況でしたが、今日は逗子の街をガイドすることになっています。

しかも、それはあさ爺が企画した「ガイドと歩く紅葉の逗子文学散歩」。9名のお客さまで、全員が女性です。年に2回、このグループの皆さまを対象にした大人の遠足です。今回は、いつもの鎌倉を通り過ぎて逗子へ向かいました。

逗子はマッタク初めてと言うお客さまが半数近くいらっしゃいました。市役所に隣接した亀岡八幡宮の境内でご案内していたら、市役所の観光担当の女性職員が来られて、いろいろ聞かせて欲しいと尋ねられました。たまたま、我々を見かけて仕事の参考になると思ったのでしょう。皆さんが、どこからお見えかとか聞かれましたが、あさ爺がここの観光協会に10年前に勤務していたことを話すと驚かれて、更に突っ込まれます。もう一昔前ですから、彼女が新人の頃で部署も別の所だったから、お互いに面識はありませんでしたが・・・。

そんなハプニングもありましたが、気持ち良い青空の下、田越(たごえ)川の遊歩道を散策します。今日は文学散歩ですから、この付近で暮らし、執筆活動をしていた所縁の作家たちを紹介しながら歩きます。

中里恒子・徳富蘇峰・徳冨蘆花・国木田独歩・石原慎太郎・伊集院静など現在活躍中の方も含めて、その足跡や逗子との関わりを説明します。蘆花記念公園の山の中腹にある郷土資料館から眺めた絶景には、皆さん感嘆の声を上げました。

この相模湾で起きた悲劇が元で生まれた「七里ガ浜哀歌」。冒頭の余りにも有名な♪真白き富士の根(嶺) 緑の江の島♪の歌詞そのままの風景が眼下に広がります。白銀を抱いた富士山と白波が打ち寄せる逗子海岸、そして湘南の海岸をバックに浮かぶ江の島。文字通り絵になる風景で、ご婦人たちにはこれだけでも十分にご満足いただけたようです。

紅葉に染まった公園を眺めながら、お昼は海岸に面した「なぎさ橋珈琲」でいただきます。ここでも窓際の一等席で美しい風景をご覧なりながらの贅沢なランチになりました。

食後の散策は海岸で桜貝を捜しながら歩きます。叙情歌「さくら貝の歌」はこの海岸で生まれました。何人かのお客さまがめざとくゲットされました。

この海辺に面した一角にかって瀟洒なホテルがありました。「逗子なぎさホテル」です。皇族や各国の外交官にも多く利用された名門ホテルでした。大正15年に開業。奇しくも最初の大仕事は葉山の御用邸で亡くなられた大正天皇の元に駆けつけられた各宮家の方々の宿泊でした。

そして昭和63年に幕を閉じます。その半年後に昭和天皇が崩御されました。まさに昭和時代を生きたホテルだったのです。当時の写真をご覧いただきながら、このホテルにまつわるもう一つのエピソード、作家伊集院静と女優夏目雅子の物語を語ります。27歳の若さで逝った永遠の美女、文字通り佳人薄命の生涯でした。

逗子開成学園では真白き富士の根の歌碑を近くで拝見します。この悲しい12名の小中学生が命を落とした海難事故が、その後この歌が全国に広がることによって美化されてしまったことも・・・。

駅前の「魚佐次」で新鮮な海産物をお土産にお求めになられたり、銀座通りの老舗喫茶「珠屋洋菓子店」であんみつを賞味されたり・・・と、最後まで女性らしく楽しまれた逗子の散策になりました(o^-^o)。

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