文化・芸術

2017年11月 4日 (土)

あさ爺の徒然日記(701) 11月2日(木) 運慶展へ出かける

第4次安倍内閣が発足。再任前の発足した時にも触れたが、学歴から読み解くと一番多いのが外国の大学(大学院)で6人、次いで東大の4人。河野外相の慶応も加えると東京六大学が珍しく揃い踏み。他は日大、玉川大、学習院、上智、成蹊となり、関西はいない。

昔は官僚出身が多かった為に、東大が圧倒したが、今は多彩に。国際化を反映して海外の大学がこれからも主流となりそうで、英会話は大臣の椅子でも必須なんだろう。最終学歴に現れずとも、留学経験者が多く、その意味でも裕福な家庭の育ちでないと大臣は無理?

今日は上野の都美術館での奎星展(書道)と東京国立博物館での運慶展を見学。同人の書道展は静かに鑑賞できたが、運慶さんは長蛇の行列に並び、入場してからも大混雑、久しぶりに音声ガイドのお世話になった。先日の予習が役に立った。

2日前の勉強だと、まだ記憶喪失にならないで頭の片隅に残影として輝きを放ってくれていた。仏像のみならず僧侶像のリアルな彫刻が圧巻。

2017年10月29日 (日)

あさ爺の徒然日記(695) 10月27日(金) 芸術の秋

又、希望の党のお話。共同代表は樽床代表代行と旧民進大島幹事長が相談して決める由。そこで大島氏が選ばれるらしい。つまり、百合子女史がじらし続けた首班指名が、この体たらく。大体、大島幹事長ってWho?顔がすぐ浮かぶ人は、政界通か?

あさ爺が推薦した玉木氏ら若手の意見は黙殺するらしい。大体、今度の会議からしてお粗末だ。みんなで小池代表をつるし上げている。よくそんなことが言えたもんだと呆れ果てる。だから、野党はバカにされるのだ。

話変わって、今日は芸術の秋を楽しむべく都内を走り回った。新国立美術館で二紀展と安藤忠雄展を。二紀展では高校同期のKさんの作品を中心に鑑賞。彼女は女流画家として活躍中。浜離宮朝日ホールでは樋口紀美子ピアノリサイタル。33年に及ぶドイツ暮らしを終えての帰国10周年記念の演奏会。J・S・バッハとリストを中心に演奏。

久しぶりに都営大江戸線に乗り、シオサイトを歩いた。かつての汐留操車場が生まれ変わって、もう15年近くになる。職場が新橋駅前だったので、今でも懐かしいサラリーマンの街だ。

2017年9月26日 (火)

あさ爺の徒然日記(666) 9月24日(土) 初秋に聴く筝の音色

所用で王子に出かけたその足で、上野の森美術館で昨日から始まった「金澤翔子書展」を鑑賞する。ダウン症の書家として活躍されておられる。彼女の作品展は鎌倉の建長寺でも拝見し、彼女を挟んで家族で撮らせていただいた写真もいい記念になった。

今日は図録にサインもしていただいた。ご本人の努力はモチロンだが、お母さまの存在なくして今日はなかった。建長寺以外にも日本の代表的な神社仏閣に奉納された作品が会場いっぱいに並ぶ。長蛇の行列がこの天使のような書家の人気を物語っていた。

メトロで人形町に移動。日本橋公会堂での生田流筝曲「紀の会演奏会」へ。高校同期のSさんが出演。16名の仲間が駆けつけた。四国の学校だが、同期の絆は男女を問わず強い。夫婦同伴はあさ爺だけだが、カミさんもSさんとは2度目のご対面。

スポーツ万能で文武両道だったSさんは、邦楽の大家ともなられた。今日も登山家・冒険家・写真家・画家・国連元幹部など多彩な仲間が彼女の舞台に魅入った。やはり筝の音色は秋の季節によく似合う。

2017年7月 1日 (土)

あさ爺の徒然日記(587) 6月27日(火) スタジオ ライフ

「スタジオ ライフ」の公演を観る。女性だけの劇団である宝塚歌劇団には、過去に何度か通ったことがあるが、男性だけの劇団の公演を観たのは今日が初めてだった。イヤ、正確には歌舞伎も男性だけだから、初めてと云うのは当たらないかもしれないし、他にもあったかも知れない。

しかし、イケメンの若い男優が演じる舞台は、あさ爺のような年寄り夫婦には場違いかなとも思った。場所は、新宿花園通りにあるシアターサンモール。作品は「スモール ポピーズ」と云う、オーストラリアのさる小学校での日常を描いたもの。ここにはカンボジアやベトナムからの移民や難民の子どもたちも通っている。その子どもたちの中での軋轢や、教師、親たちが織り成す物語。

背の高い母親や女教師は美人でも男優とわかるが、背の高くない子供たちの中の女の子は、最後までホントの女の子ではないかと疑ったくらい。でもこの劇団には、女性は演出家の倉田淳のみとなっているから、あの可憐なベトナムの少女も間違いなくみんな男優で、その為か、ホールには若い女性やそうでない女性も多く詰めかけている。

宝塚もフアンの大半は若い女性だが、この男性劇団も観客層は同じのようだ。この歳になっていいものを見せていただいたと思っている。

2015年12月25日 (金)

asajiroの湘南日記(130) 10月24日(土) 一遍聖絵

遊行寺宝物館で開催中の国宝「一遍聖絵」展を鑑賞しました。asajiroは遊行寺で見るのは2度目ですが、今回は全12巻一挙公開です。

絵巻物ですからすべて広げるのは無理なので、それぞれの巻物の中で有名な場面の部分が見られるようになっています。絵巻物の興味深いところは物語の中身もさることながら、描かれたその時代の風景や人物にいつも惹かれます。主人公(この場合は一遍さん)もさることながら、その廻りの人物描写にいつも感心しています。

こうした絵巻物はホトンドが災厄で失われているようですから、現在に伝えられているのはまさに奇跡的なことでしょう。「一遍聖絵」もその一つで、しかも全12巻を一堂に見られる機会は滅多にあるものではありません。細かい報告は割愛しますが、時宗総本山の遊行寺が市内にあるお陰でもあります。そう云った意味では奈良に住んでいれば絶対に正倉院展は見るであろうといつも残念に思っていますから。

いつもは静かな宝物館も今回ばかりは大勢の入館者で賑わっていました。境内の大銀杏はまだ色づいてはいませんでしたが、秋晴れの今日は木枯らし1号が吹き荒れた一日でもありました。

2015年6月23日 (火)

asataroおでかけ日記(149) 4月15日(水) ボッティチェリ展

渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで先月から開催中の「ボッティチェリとルネサンス」展を鑑賞。あまり知名度のない画家だと思っていたが、NHK(他に毎日新聞社など)が主催者に名を連ねている為か、会場は多くの来場者で混雑していた。

15世紀、フィレンチェで花開いた芸術。有名なメディチ家がパトロンとなって多くの芸術家が集まり、数々の傑作を残した。今回はその内のルネサンスの巨匠であるボッティチェリの選りすぐりの作品約80点が公開されている。

スポンサーはメディチ家にとどまらず銀行家などの金融業者が、フィレンチェの繁栄を支え優れた文化遺産を生み出した。ほぼヨーロッパの貿易を支配し、近代に通じるメセナ活動の原点となったとも云う。道理で協賛の中にみずほ銀行や三井物産などが名を連ねている。

「聖母子と洗礼者聖ヨハネ」は門外不出の貴重なもので、日本初公開である。他に「受胎告知」、「キリストの降誕」、「聖母マリアの結婚」等々。どうもasataroはキリスト教に疎いので、キリスト教徒や信者であれば夢中になって展示作品に見入るのかもしれないが門外漢には猫に小判。中世ヨーロッパの風物や人物を描いた作品の方にどうしても目がいってしまう。

フィレンチェのルネサンスが金融業の繁栄によってもたらされたと云うことはナントカ理解できた。明治のニッポンでも財閥をはじめとする実業家が、多くの芸術家を育成してきた。倉敷の大原美術館などは、今でも存在感たっぷりである。現代はどうなんだろう?有り余る巨額の資金で美術品を購入したりする話は耳にするが、それはどちらかと云えば一種の財テクだろう。無名の芸術家を育てている話はあまり聞かない気がする。そんなことを考えながら美術館を後にした。

2015年5月 2日 (土)

asataroおでかけ日記(147)  3月15日(日) 美術館を巡る

出光美術館で開催中の「小杉放菴」展に出かけました。<東洋>への愛と云うサブタイトルがついています。没後50周年を記念して、若い頃の洋画の世界から日本画家に転身していった心の軌跡をたどる展示でした。

かっては漱石も絶賛した彼の洋画。しかし、パリに留学中に自らの価値観が変わってゆきます。西洋の伝統にとらわれない東洋の美こそ、彼が求める新しい世界だったとか。壁画から水墨画まで幅広い代表作の数々が一堂に会し、放菴芸術に一貫する東洋への愛を回顧していました。

続いては神谷町まで足を伸ばし、菊池寛実記念智美術館に入りました。ここでは過去に菊池寛実賞を受賞した現代の工芸作家の作品が展示されていました。展示タイトルは「工芸の現在」。

金工の相原健作と山本晃、ガラス工芸の石田知史と江波冨士子、陶磁の神農巌と新里明士、木工芸の須田賢司、漆工の田口義明、染織の築城則子、人形作家の中村信喬と春木均夫、竹工芸の武関翠篁等で殆どが戦後生まれの若い作家ですが、既に重要無形文化財保持者に認定されている人もいて、現代の日本の工芸を担っている第一人者たちです。

asataroは美術では日本画とこの工芸品を鑑賞するのが好きです。専門的な鑑識眼は持っていませんが、己の感性に訴えてくる何かが感じられるからです。今日も実力派の作家たちが魂を込めて作り上げたであろう作品に接して、目の保養と同時にココロも癒された気がしました。

2015年1月19日 (月)

asataroおでかけ日記(145) 12月4日(木) フランス絵画展

渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「夢見るフランス絵画」(印象派からエコール・ド・パリへ)展に出かけました。この美術館も久し振りです。

第1章は印象派とその周辺の画家たち。セザンヌ、シスレー、モネ、ルノワール、ボナール、マルケと云った馴染みのある画家の作品が並びます。特にルノワールが多く展示されていました。

第2章は革新的で伝統的な画家たち。よくわかったようなわからないようなタイトルで紹介されています。ここにはルオー、ヴラマンク、デュフィ、ドラン。デュフィの作品がもう少しあれば・・・と、それが残念。

第3章は今回のメインらしく多くの作品が。エコール・ド・パリの画家たち。ユトリロ、ローランサン、モデイリアーニ、藤田嗣治、シャガール、キスリング。藤田嗣治の作品が並んでるのにはびっくり。てっきり日本の画家の範ちゅうかと思ってましたが、考えてみればフランスに帰化されていたのですね。好きなユトリロが数多く展示されていてasataroはご満悦。

美術館を出て、さてお昼はどこにしましょうか?とカミさんがキョロキョロ見まわしているので、「行きつけの店があるよ、中華だけど」とasataro。「へえ~、行きつけの店があるなんて知らなかった」と彼女。雑踏をかき分けて、スタスタとさるビルの地階へ下りる階段に。

お店の名前は「パンダレストラン」。行きつけと云っても2度入っただけ。高校同期のS原さんが懇意にされておられるお店。山の会の反省会で入った経験があるだけでしたが、結果オーライ。美味しくてお値段も手頃。広い店内も満席でしたが、幸いすぐに案内してくれました。

中華と聞いて、横浜の中華街のような赤いランタンが下がって、ざわざわとした雰囲気のお店を想像した彼女。ずいぶんと洒落ていてなかなかキレイと、彼女もご満悦。世田谷夫人のS原さん、またまたお世話になりました。

2014年12月20日 (土)

asataroのおでかけ日記(144) 10月29日(水) 菱田春草展

九段の国立近代美術館で開催中の「菱田春草展」を観に出かけました。以前なら迷わず東京駅経由、つまりJR利用で向かうところですが、最近では急ぎの用事でなければ私鉄を利用します。

今日も、湘南台から小田急江ノ島線に乗り、中央林間で東急田園都市線(メトロ半蔵門線直通)で九段下へ。メトロ東西線に乗り換えて目的地竹橋駅で下車。乗り換えは増えますが、電車本数も多く、うまく特急・急行に出会えば時間もかなり早いし、何より運賃がほぼ半額で済みます。

菱田春草は明治時代の日本画家。asataroにとっては小学生の頃からの知り合いです。子どもが知っている理由は単純なもので、郵便切手に描かれていたからです。若く端正な顔立ちだったことをよく覚えています。だからasataroの記憶の中では、とっても有名な人。しかし、その作品を一挙にたくさん目の当たりにするのは今日が初めて。しかも、明治期の画家でありながら、これだけ多くの作品が展示されていてオドロキました。生前から著名だったと云うことでしょうか?個人蔵もありますが、全国の美術館で所蔵されていることが展示でわかります。近代日本画の黎明期で、後世の画家に大きな影響を与えたことが理解できました。

再び切手のお話。春草が登場したのは確か文化人切手シリーズでした。それで子どもたちは多くの学者や作家、芸術家を知ったわけです。最近、この種のシリーズがあまりないのが残念です。記念切手が氾濫している割には、このような子どもたちへの生きた教材になる切手が見当たりません。是非、復活して欲しいものです。

2014年11月23日 (日)

asajiroの湘南日記(112) 10月12日(日) 海老名での絵画展

海老名は藤沢の隣町ですが、鎌倉や横浜とは反対方向なので、出かける機会があまりありません。その海老名の市民ギャラリーで知人のY氏も出品されてる絵画展が行なわれていますので、車で出かけました。

Yさんの作品は3点、風景画と静物画でなかなかの力作です。絵を描く趣味はいいですね。asajiroも小学生の時は展覧会でよく入選していて、今でもその時の作品が思い浮かびますが、才能はそれで終わったようです。

義弟も絵画を趣味にしていました。義弟と云ってもasajiroより2歳年長でしたが、リタイア後は精力的にキャンパスに向かい、上野の森美術館の展覧会に毎年のように入選していました。しかし、10年前に難病を患い、帰らぬ人となりました。ようやく時間が出来て思う存分、絵が描けると張り切っていた矢先でした。

今日の絵画展も趣味の同人会の発表会のようなもので、日本各地の風景や外国の景色を描いたものも多く、アマチュアとは思えぬ素晴らしい作品が並んでいました。前衛絵画は理解に苦しむasajiroですが、美しい風景を描いたものは心が洗われる思いです。

まさに今は日本の秋。刈り取られた稲田の風景や赤く熟した柿の実が実る湘南の郊外の風景の中を、asajiro達は家路につきました。

より以前の記事一覧

無料ブログはココログ
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30